福知山市でアカミミガメ防除・堆肥化の講習会を行いました

 京都府福知山市の三段池公園で、アカミミガメの防除・堆肥化の講習会を開催しました。
 本講習会は、きょうと生物多様性センターからの依頼により開催したもので、外来生物による被害が発生している自治体において、その地域で継続的な防除活動が実施できるように、外来生物の現状や防除方法について当法人からレクチャーを行いました。

 講習会では、防除したアカミミガメ等の外来生物を枯草や腐葉土を用いて堆肥化する方法の実演を行いました。
 また、三段池において、アカミミガメを捕獲するための日光浴罠の設置実演を行いました。

 当日配布した資料は下記からご覧いただけます。

【資料1】ノロマなカメと侮ることなかれ!~アカミミガメが条件付特定外来生物になったワケ~

【資料2】防除したアカミミガメの実践的処理方法ー死骸の堆肥化を成功させる手順とコツー

 

堆肥化の意義や方法についてレクチャーしました

堆肥化の実演。枯草や腐葉土とともに防除した個体を並べます。

日光浴罠の説明。日光浴をしにきたカメが網に入るため、エサを入れる必要のない優れものです。

水深の深い場所ではボートを使って日光浴罠を設置します。